探偵のサプライズ
友達が面接の結果が届いた、と騒いでいた。
すでに文書で届いた次点で結果が見えているのだが。
しかし、以外にも内容は合格通知であった。
これは探偵社興信所流のサプライズかもしれない。
友達が面接の結果が届いた、と騒いでいた。
すでに文書で届いた次点で結果が見えているのだが。
しかし、以外にも内容は合格通知であった。
これは探偵社興信所流のサプライズかもしれない。
空手家にとって最も大事なのは精神力。
相手に怯まない力が必要で、
それは探偵にも言えることだと、師範代が
言っていた。肝心なときに怯んだり、怖がって
しまっては一人前の探偵は無理らしい。
今日、友達がついに探偵社興信所に面接
に行くことになった。
頑張れよと、さも応援してる感じで言っておいた。
探偵になったあかつきには何か御祝いしてあげる予定だ。
この前の話の続きになるが、師範代は寒いのが苦手なのだが
探偵時代にかなり過酷なことをやったらしい。
なんでも調査中に真冬の空の下、外でず~と
立っていたらしい。そういえば友達も
寒いの苦手だけど大丈夫かな
今日、師範代や先輩達に飲みに誘われた。
無礼講だからなんでも聞いていいというので
探偵社興信所で働いていたときのことについて
聞いてみた。するとかなりツライ仕事だったらしい。
今日、友人が探偵社興信所に出す履歴書を見せてくれた。
志望動機のところには嘘としか思えないことばかりが
書かれていた。
やはり探偵はこういった嘘も見抜いてしまうのだろうか。
今日は稽古の終りに友達と帰ることにした。
急に友達が、探偵社でバイトしたいといいだした。
求人誌をみたらちゃんと探偵社興信所から
バイトの募集が出ていた。
本気でいってるのかなあいつは。
師範代となかのいい先輩に話を聞いてみることに
した。どうやら探偵社興信所でバイトをしたそうだが、
結構怖い目にあったりしたらしい。
探偵で怖い目ということは、やはり殺人とかだろうか。
今日の稽古はなかなかつらかった。帰りに師範代と
話す機会があったので、ためしに聞いてみた。
探偵社興信所で働いていたのはどうやら嘘でなさそう、
以外だな。
空手をやって半年。まだ白帯な僕の憧れは
師範代である。強く、優しく、時に鬱陶しく、
そんな師範代の腰に巻かれているのは
当然黒帯。そんな師範代は昔、探偵社で
働いていたらしいという噂がある